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第55代主将、女子リーダー挨拶

平素よりお世話になっております。早稲田大学競技スポーツセンターアーチェリー部第55代主将を務めさせていただきました、橋本尚記と申します。

先日の王座決定戦を持ちまして、私たち第55代の活動はすべて終了となりました。

昨年の敗北を受けて「捲土重来 ~さらなる高みをめざして~」をスローガンに今年1年間、昨年よりもさらに厳しい練習を積んで参りました。筋力トレーニングやランニングを含めた地味で厳しい練習、そして長いミーティングを重ね、これまでの課題であった「個人の実力」を強化し、強みである「チーム力」により一層の磨きをかけてきました。
初めこそうまくいかないこともありましたが、早慶戦やリーグ戦などの様々な厳しい局面もチームで乗り越えてきた私たちには、他のどこよりも強い信頼関係が築き上げられていました。
そして私たちはこれまでの自信と誇りを胸に、つま恋の地に足を踏み入れました。必ず勝てる、いや勝つんだと、誰もが強い気持ちを持って会場入りをしたことでしょう。

結果は男子が2位、女子が6位と、とても満足のいく成績ではありませんでした。男女ともに、悔し涙で頬をぬらす部員も多く見受けられました。
もちろん、日本一という私たちの夢を達成できなかったことには大きな悔しさが残ります。しかし、私はこのチームで最後まで戦えたことを非常に誇りに思っています。応援と選手の一体感では、他のどこの大学にも負けてはいませんでした。最後まで選手は死力を尽くして戦ってくれました。応援は、声の枯れるまで応援してくれました。それらは当日だけではありません。選手は射場が暗くなるまで練習をし、応援は夜遅くまで応援の準備をしてきました。最後の舞台でお互いの思いが1つになり、私たちは「理想のチーム」を表現することができたのではないかと思っています。

しかし、結果は結果、です。
これらの感情とは裏腹に、私たちが日本一になり得なかった理由は確実に存在します。
こうして私がコメントを書いている間にも、下の世代、第56代は来年の活動に向けて動き始めています。あと一歩のところで手の届かなかった王座制覇という夢に向けて、何が足りなかったのか、何をすべきだったのかよく考え、来年こそ必ずや最高の結果を残してくれるはずです。

最後になりますが、男子が王座決定戦で準優勝という結果を得ることができたのは、実に35年ぶりのことだそうです。もちろん、これは現役部員の力だけでは到底成し遂げることのできなかったものです。
これまで私たち早稲田大学アーチェリー部を支えてくださったOB,OG、すべての関係者の皆様に、この場をお借りして、心より御礼申しあげます。
本当にありがとうございました。

今後とも、早稲田大学アーチェリー部を、どうぞよろしくお願いいたします。

早稲田大学競技スポーツセンターアーチェリー部
第55代主将
橋本 尚記



昨年に続き男女王座制覇を目標に臨んだ1年間、結果としては男子が2位と健闘したものの、女子は昨年に引き続きベスト8と悔しさの残るものとなりました。ただ、その悔しさと同時にこの数年間で着々と成長を遂げ、他を圧倒する力を見せつけている早稲田の応援、目に見えてわかる程の後輩達の成長を目の当たりにし満足感も得ることができました。4年間同じ目標に向かって闘った同期、頼もしい後輩達に支えられ引退を迎えることができました。

また、監督・コーチ・OB・OGの皆様をはじめ、1年間55代を支え、応援していただいた方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

先日の王座決定戦を持ちまして私達55代の活動が終わり56代が始動致しました。彼らはすでに更なる高みを目指して活動していることと思います。OB・OGの皆様に於かれましては、今後とも成長を遂げていく早稲田大学アーチェリー部への変わらぬご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。

早稲田大学競技スポーツセンターアーチェリー部
第55代女子リーダー
福井瑞生

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