第54代主将、女子リーダー挨拶
平素よりお世話になっております。第54代主将を務めさせていただきました4年の田寺です。先日の王座決定戦では多くのご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございました。結果としましては男女ともにベストエイト敗退と、目標としていた男女王座制覇には至りませんでした。ご期待に添えず大変申し訳ございません。一方で、ベストエイトという結果を獲得することが出来たのも部員のご両親を初め、OBOGの皆様方、そして多くの関係者の皆様のご支援があったからこそでございます。ありがとうございました。
昨年の敗北から、私達54代は個人の力とチームの力の双方を向上させるために様々な施策を行ってきました。時にはチーム内で激しくぶつかり合い、涙をながす場面も多く見られました。私達は一年間、「日本一になりたい」という強い思いを心の底から抱き辛い練習も乗り越えて、着実に実力を伸ばしてきました。しかし現実は甘くありません。他の学校も私達と同様強い思いを抱いて活動してきたに違いありません。
負けてしまった理由は単純にまだまだ実力が足りなかったのかもしれません。こういった事は次への課題としていきます。しかし絶対にチーム力や気持ちの面では負けてはいなかったと確信しています。当日つま恋にご来場いただいた方は、選手からだけではなく私達全員から「早稲田の魂」を感じ取っていただけたではないでしょうか。私から見ても間違いなく日本一になるということを誰もが疑っていませんでした。
私達54代は王座決定戦をもって活動終了となります。これまで多くの先輩方が作り上げてきてくださったこのチームを次の世代へ託します。沢山の後輩たちが王座の場を経験し「悔しい」という思いを感じました。この思いは「絶対に来年の王座で日本一になる」ということへの誓いだと感じています。
これまで54代を応援してくださった多くの皆様、心より御礼申し上げます。そしてこれから大きく成長していく55代をどうぞよろしくお願いいたします。
早稲田大学競技スポーツセンターアーチェリー部第54代主将
田寺洋貴
男女王座制覇を目指して臨んだ王座決定戦でしたが、結果としてベスト8と目標を達成することはできませんでした。しかし、応援と選手が一体となり全員で戦えた試合でした。今まであったスコアノートなどのサプライズに加え、同期からのメッセージなどたくさんのサプライズがあり、そのひとつひとつが嬉しく試合中に涙が出ることもありました。また、試合中、何気なく後ろを見ると仲間が笑顔で声をかけてくれる。私は仲間に支えられ最後の王座で楽しんで射つことができました。この1年間、全員で勝つことを考えてきました。うまくいかないことも多く、何がこのチームに必要なのか、どうすれば自分たちの試合ができるのかがわからず悩むことがありましたが、王座という舞台で早稲田らしさを出すことができて嬉しく思っています。今年は昨年より応援歌も増え、また応援練習もたくさん重ねることによってより選手に届き、選手を笑顔にさせてくれる応援をしてくれました。本当に感謝しています。
王座制覇を目標に1年間活動していただけにベスト8という結果は非常に悔しいですが、現役最後の王座で仲間の応援を受けつつ早稲田の代表として戦えたことは本当に幸せでした。私がこの1年頑張れたのは同期と後輩のみんなの支えがあったからです。
今回の王座で引退となりました。監督、コーチの皆様には大変お世話になりました。アドバイスをいただいたり、射形をみていただいたりと感謝してもしきれません。また、OBOGの皆様、たくさんのご声援ありがとうございました。試合で声をかけていただいたことで強気になることができ自分のパフォーマンスを発揮することができました。
今後は55代の活動が始まります。54代で出来なかった男女王座制覇を成し遂げてくれると信じています。今後はOGという立場で部活を支えていこうと思っています。55代の活動にもご支援ご声援のほど、よろしくお願い致します。
早稲田大学競技スポーツセンターアーチェリー部第54代女子リーダー
吉峰さやか